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PIG SKIN

鞣し上がったばかりの、ナチュラル仕上げのPIG SKIN は、まだほんのりとあたたかく、画用紙のように真っ白い。

PIG SKIN

PIG SKINのつづきです。 昨日、このPIG SKINの鞣し工場に日帰り出張で打ち合わせをしてきました。 タンナーのレポートはまた後日報告します。 前回はPIG SKINのデメリットについて解説したように、鞣されたPIG SKINは、そのまま靴のアッパーとして使用できるわけではありません。 靴のアッパーとして使用するには、柔らかすぎる革の場合、吊り込んだ革は可逆状態にあり、靴の形状は崩れやすくなります。

ですから、鞣された特殊な加工を施すことで革に対して張(ハリ)と腰(コシ)を強化してやり、吊り込んだ時にアッパーが木型の形状をしっかり記憶し固定させる必要があります。 また、耐水加工をしなければ、PIG SKINはスポンジのように水を吸い上げてしまいます。 もともとが、ベジタブルタンニンで肌にも環境にも優しいエコレーザーという特質を活かすことそして、本来持つPIG SKINのテクスチャーを失わないようにすること。 これらを鑑みて基本的に天然素材を使用して耐水性を持たせることが必要です。

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